教員業績データベース |
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言語種別 | 日本語 |
演題 | 経カテーテルペーシングシステムにおける植込み後心室加速度計波高の変化 |
学会名 | 日本不整脈心電学会 第15回植込みデバイス関連冬季大会 |
主催者 | 日本不整脈心電学会 |
学会区分 | 国内学会 |
発表形態 | ポスター掲示 |
発表形式 | 一般 |
発表形式名 | Chaired Poster Session |
発表者・共同発表者 | 岩井 瑠美, 峰 隆直, 福原 英二, 北垣 諒, 髙亀 武弘, 増村 雄喜, 廣岡 慶治, 飛田 祥伸, 山崎 裕司, 北谷 裕季,上出 歩美, 西和田 紗妃, 木村 政義, 石原 正治 |
発表年月日 | 2023/02/24 |
開催地 (都市, 国名) |
仙台 |
開催期間 | 2023/02/24~2023/02/26 |
概要 | 【背景】徐脈性不整脈に対するペースメーカ治療において,リードの断線,リードを留置する静脈の閉塞,
胸部皮下ポケットの感染症などの合併症を回避するためリードレスペースメーカ植込みが広く普及している. しかし右心室に留置されるシングルチャンバ型タイプのため房室ブロックの患者では房室同期不全が問題とさ れている.加速度計ベースの心房センシングアルゴリズムを用い房室同期ペーシングが可能となる「Micra™ AV( マイクラ)経カテーテルペーシングシステム」(以下,Micra AV) が使用可能となった.一方でリードレス ペースメーカは植込み後に被膜に覆わると報告され,心室加速度計を使用した心房トラッキングが植込み後も 安定しているか懸念される. 【方法】Micra AV 植込み術を施行した10例(87.6±7.56歳,男性4例)を対象に植込み時および術後1週間後,1ヶ月 後,6ヶ月後で仰臥位にてセンシングベクトルごとに心房メカニカル信号の測定を行なった. 【結果】メカニカルセンシングベクトルでは,1+2+3での心房収縮の検出が他のセンシングベクトルと比べ最も良い記録が得られフォローアップ期間内では経時的な変化はなかった.2例は心房細動へ移行,外来受診されない症例も多い結果となった. 【結論】植込み後早期には心室加速度計を使用した心房トラッキングに変化はない.今後,さらなる長期的フォローアップが必要である |