教員業績データベース |
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言語種別 | 日本語 |
演題 | 携帯ケースマグネットによるペースメーカへの影響が疑われた一例 |
学会名 | 第2回近畿支部地方会 |
主催者 | 日本不整脈心電学会 近畿支部 |
学会区分 | 地方会等 |
発表形態 | 口頭 |
発表形式 | 一般 |
発表形式名 | 一般 |
発表者・共同発表者 | 岩井 瑠美, 峰 隆直, 福原 英二, 北垣 諒, 杉谷 味保, 飛田 祥伸, 山崎 裕司, 北谷 祐季, 上出 歩美, 木村 政義, 石原 正治 |
発表年月日 | 2022/10/29 |
開催地 (都市, 国名) |
大阪 |
概要 | 【抄録】症例は80歳女性。4年前に完全房室ブロックにてDDDペースメーカ植込み術をうけ遠隔モニタリングを導入し
定期通院をしていた。植込み術10か月後に送信データでマグネットレスポンスアラートが複数回記録されていた。外来受診にて確認するとマグネットネックレス装着が原因であったため中止するように指導を行ないその後マグネットレスポンスアラートは認めなかった。本年になり送信データでマグネットレスポンスアラートが記録されていた(朝4-5時にアラート記録)。外来受診にて確認すると朝4-5時ごろに起床するがマグネットネックレス等も身に付けることはなく、その時間帯に携帯電話の電源を入れるが、そのあとは離れているところに置いているとのことであった。詳細に確認したところ携帯ケースにマグネットがついており、携帯電話の電源を入れる際の操作中にマグネットレスポンスアラートが記録されている可能性が考えられた。そのため携帯ケースマグネット使用を中止するように指導し、その後マグネットレスポンスアラートは認めていない。マグネットレスポンスアラートにはさまざまな要因があり詳細な問診が重要と考えられたため報告する。 |