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論文種別 | 症例報告 |
言語種別 | 英語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | Preoperative simulation by volume rendering image and intraoperative navigation by ultrasound for posterior urethroplasty: A report of initial three cases |
掲載誌名 | 正式名:IJU Case Reports 略 称:IJU Case Rep |
掲載区分 | 国外 |
出版社 | John Wiley & Sons Australia, Ltd |
巻・号・頁 | 2(2),pp.69-72 |
著者・共著者 | Kanematsu Akihiro, Nakamura Kenji, Kotoura Noriko, Hashimoto Takahiko, Yamamoto Shingo |
発行年月 | 2019/03 |
概要 | 症例1は48歳男性で、配管工事中の事故により骨盤骨折した。症例2は53歳男性で、地上から2mの高所から転落し、恥骨と左大腿骨を骨折した。いずれも尿閉となり、膀胱瘻を留置した。受傷から5ヵ月後に尿道狭窄部切除術と尿道端々吻合術(EPA)を施行した。尿道球部を離断し、軟性膀胱鏡を近位断端に近づけて光を遠位断端側から確認しようとしたが、近位および遠位断端の間に偏位があるため光は見えなかった。術中に経直腸エコーを用いて術中ナビゲーションを行い、近位断端を視覚化した。穿刺針を超音波および膀胱鏡ガイド下に尿道前立腺部に挿入し、切開刀を用いて瘢痕組織部分を切開した。症例3は64歳男性で、だんじり祭で車輪に轢かれて骨盤骨折した。膀胱瘻を留置し、受傷から5ヵ月後にEPAを施行した。この症例では軟性膀胱鏡で近位断端を確認できたため、直腸エコーを用いた術中ナビゲーションは行わなかった。術前に3症例において、ガドリニウム造影剤を用いて骨盤MRI撮像を行い、ボリュームレンダリング法による三次元画像を使って術前シミュレーションを行った。術後に全例で排尿状態は良好で、断裂部尿道の狭窄は見られなかった。 |
文献番号 | 2020222264 |
PMID | 32743376 |