教員業績データベース |
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論文種別 | 総説 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
表題 | 好酸球性多発血管炎性肉芽腫症における好酸球細胞外トラップと免疫血栓症. |
掲載誌名 | 正式名:兵庫医科大学医学会雑誌 ISSNコード:03857638 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | 兵庫医科大学医学会 |
巻・号・頁 | 47(1),49-53頁 |
著者・共著者 | 橋本 哲平. |
発行年月 | 2022/09 |
概要 | 好酸球性多発血管炎性肉芽腫症(eosinophilic granulomatosis with polyangiitis:EGPA)は好中球細胞質抗体が出現する自己免疫性の全身性血管炎で、好酸球が病態形成に重要な役割を果たしているが、その機序は明確になっていない。我々はEGPA患者の微小血管内で活性化された好酸球が好酸球細胞外トラップを起こして免疫血栓症とよばれる病態を惹起していること、そのバイオマーカーとして細胞外DNA断片が有用であることを報告した。これはEGPAにおける好酸球性炎症のメカニズムのひとつを示したもので、好酸球細胞外トラップの除去がEGPAの治療につながる可能性を示唆している。本稿ではEGPAの病態に関して我々の研究成果を中心に好酸球との関連から概説する。(著者抄録) |
文献番号 | 2023170618 |