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論文種別 | 症例報告 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 腰椎黄色靱帯内に発生した骨軟骨腫の1例 |
掲載誌名 | 正式名:中部日本整形外科災害外科学会雑誌 ISSNコード:00089443 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (一社)中部日本整形外科災害外科学会 |
巻・号・頁 | 65(2),223-4頁 |
著者・共著者 | 楠川 智之, 圓尾 圭史, 有住 文博, 木島 和也, 吉江 範親, 橘 俊哉 |
発行年月 | 2022/03 |
概要 | 71歳女。6年前に両臀部痛と左大腿外側~下腿外側の疼痛が出現し、増悪と改善を繰り返していた。4ヵ月前から増悪し、改善がみられないため受診した。MRIでL2/3に脊柱管を背側から圧排する14×10×7mm大の腫瘤像を認め、T1強調像で高信号、T2強調像でも高信号を呈し、脂肪抑制像で信号は抑制され、Gd造影で辺縁が造影された。保存的治療に抵抗性であり、腫瘍摘出術を施行した。L2の棘突起を縦割し、L2/3の部分椎弓切除を行い、黄色靱帯を全体に浮遊させると黄色靱帯に付着する骨性の腫瘤が2つ認められた。腫瘤は黄色靱帯腹側に存在し、硬膜に接していた。骨との連続性は認めず、黄色靱帯とともに摘出し、病理組織所見から骨軟骨腫と診断した。術後経過は良好で、再発は認めていない。 |
DOI | 10.11359/chubu.2022.223 |
文献番号 | 2022225324 |