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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | LLIF後の大腿神経障害の電気診断 |
掲載誌名 | 正式名:中部日本整形外科災害外科学会雑誌 ISSNコード:00089443 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (一社)中部日本整形外科災害外科学会 |
巻・号・頁 | 65(5),735-6頁 |
著者・共著者 | 岡田 文明, 山浦 鉄人, 橋本 耕太郎, 橘 俊哉 |
発行年月 | 2022/09 |
概要 | 症例1は54歳男性で、L4/5、5/6の狭窄を認め、2椎間のLLIFとPPSを行った。術後3週時のManual muscle test(MMT)で左ipiopsoas(IP)3、quadriceps femoris(QF)2であり、大腿神経複合筋活動電位(CMAP)は左潜時6.2ms、振幅5.2mV(右健側比44%)であった。術後6ヵ月時に下肢筋力はMMTで5となり、左大腿神経CMAPは潜時6.0ms、振幅9.4mV(健側比72%)となった。症例2は73歳男性で、L3/4、4/5、5/6の狭窄を認め、3椎間のLLIFとPPSを行った。術後1ヵ月時のMMTはIP 2、QF 3であり、大腿神経CMAPは潜時左6.6ms、右5.8ms、振幅左178μV、右545μVと両側で低下し、健側CMAP比は27%であった。術後12ヵ月時のMMTはIP、QFとも4となったが、振幅は2.4mV、健側比34%にとどまっている。LLIF術後の大腿神経刺激によるCMAPは、麻痺も病態、回復の経時的な予後評価に有用である。 |
DOI | 10.11359/chubu.2022.735 |
文献番号 | 2023083884 |