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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 人工膝関節全置換術における術直後痛は術後成績に関連するか |
掲載誌名 | 正式名:日本人工関節学会誌 ISSNコード:13457608 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (一社)日本人工関節学会 |
巻・号・頁 | 52,1-2頁 |
著者・共著者 | 井石 琢也, 井石 智也, 諸岡 孝俊, 辻 翔太郎, 神頭 諒, 中山 寛, 橘 俊哉 |
発行年月 | 2022/12 |
概要 | 2018年4月~2020年8月に初回片側人工膝関節全置換術を行った変形性膝関節症125例を対象に、術後1日目~3日目の6時・12時・18時に安静時VASを測定した。VAS平均値が33以上のHigh群54例(男性12例、女性41例、平均年齢69.6歳)と、33より小さいLow群71例(男性15例、女性56例、平均年齢72.7歳)に分け、術後3ヵ月~1年時の2011 knee society score(KSS)の満足度および安静時VAS・運動時VASを比較した。2群間の術前患者背景に有意差は認めなかった。安静時VAS・運動時VASともにすべての期間でHigh群が有意に高く、術後1年時にVASが30mm以上残存している遷延性術後疼痛の発生率は、安静時はHigh群14.8%・Low群2.7%、運動時はHigh群20.4%・Low群6.8%といずれもHigh群が有意に多かった。2011 KSS満足度はすべての期間でHigh群が有意に低く、術後1年時のKOOS-症状、KOOS-疼痛、KOOS-QOL、KOOS-合計においてHigh群が有意に低かった。 |
文献番号 | X331600001<Pre 医中誌> |