教員業績データベース |
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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 術前のフレイルは人工膝関節置換術後の術後成績に影響するか |
掲載誌名 | 正式名:日本人工関節学会誌 ISSNコード:13457608 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (一社)日本人工関節学会 |
巻・号・頁 | 52,341-2頁 |
著者・共著者 | 坂本 龍之介, 井石 琢也, 辻 翔太朗, 井石 智也, 橘 俊哉 |
発行年月 | 2022/12 |
概要 | 当院で2020~2021年に膝OAに対して片側primaryTKAを施行した63例を対象とし、『介護予防・基本チェックリスト』による評価に基づいてフレイル群(28例)と非フレイル群(35例)に分け、術前の「2011 Knee Society Score(KSS)」「Knee Injury and Osteoarthritis Score(KOOS」と術後3ヵ月時の「KSS」を群間比較した。年齢はフレイル群が69.3±9.4歳、非フレイル群が72.8±7.3歳で有意差はなかった。術前のKSSは[症状][活動性]がフレイル群で有意に低く、[満足度][期待度]に有意な群間差はなかった。術前のKOOSは[症状][疼痛][活動][機能][QOL][合計]すべてでフレイル群が有意に低かった。術後3ヵ月時のKSSは[症状][満足度][期待度][活動性]すべてでフレイル群が有意に低かった。これらの結果から、TKA術前のフレイルは術後の短期成績に影響する可能性が示唆された。 |
文献番号 | X331600171<Pre 医中誌> |