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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | マイクロチューブを利用した細胞浮遊状態での免疫細胞化学染色法の検討 |
掲載誌名 | 正式名:日本臨床細胞学会雑誌 ISSNコード:03871193 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (公社)日本臨床細胞学会 |
巻・号・頁 | 59(5),248-250頁 |
著者・共著者 | 石田 誠実, 中西 昂弘, 鳥居 良貴, 廣田 誠一 |
発行年月 | 2020/09 |
概要 | 著者らの考案したマイクロチューブを利用した細胞浮遊状態での免疫細胞化学染色法(浮遊法)の有用性について、電界攪拌染色装置を利用した従来法による免疫染色と比較検討した。ルーチンプロトコルでは、低分化腺癌(胃癌)5例すべてで従来法と同様に浮遊法でもCEA陽性細胞を検出することができた。浮遊法における偽陽性の可能性を否定するため、陰性対照の肺腺癌2例を用いて染色したところ、2例とも陰性の結果が得られた。短縮プロトコルでは、大部分の癌細胞は従来法では弱陽性像を示したのに対し、浮遊法ではルーチンプロトコルと同程度の陽性強度を示し、本浮遊法は免疫染色における安定性と迅速化への課題があると考えられた。 |
DOI | 10.5795/jjscc.59.248 |
文献番号 | 2021090317 |