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論文種別 | 症例報告 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
表題 | 急性虫垂炎に合併した上腸間膜静脈血栓症の1例 |
掲載誌名 | 正式名:臨床外科 ISSNコード:03869857 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (株)医学書院 |
巻・号・頁 | 77(5),607-11頁 |
著者・共著者 | 勝谷 亮太郎, 鹿野 敏雄, 山田 裕宜, 服部 圭祐, 丸山 浩高, 蜂須賀 丈博 |
発行年月 | 2022/05 |
概要 | <文献概要>症例は64歳男性.数日前からの右下腹部痛を主訴に近医受診.急性虫垂炎と診断され,抗菌薬による保存的治療を行ったが改善乏しく,当院紹介となった.腹部造影CT検査で穿孔性虫垂炎と上腸間膜静脈血栓症を認めたため,まず虫垂炎の治療として回盲部切除を行った.術後11日目のCTで上腸間膜静脈血栓が残存していたため,ワルファリン内服を開始した.術後40日目のCTで血栓の消失を認めたため,ワルファリンを中止した.その後も血栓の再発はない.上腸間膜静脈血栓症はまれな疾患だが,虫垂炎に併発することがある.その際は炎症制御目的の虫垂切除と,血栓に対する抗凝固療法が重要だと考えられる. |
DOI | 10.11477/mf.1407213722 |
文献番号 | 2022202973 |