教員業績データベース |
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論文種別 | 総説 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
招待の有無 | 招待あり |
表題 | 過多月経の基礎疾患 フォン・ヴィレブランド病とは |
掲載誌名 | 正式名:日本産婦人科・新生児血液学会誌 ISSNコード:09168796 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | 日本産婦人科・新生児血液学会 |
巻・号・頁 | 31(2),107-113頁 |
著者・共著者 | 日笠 聡 |
発行年月 | 2022/03 |
概要 | von Willebrand病(VWD)は、VWFの量的欠乏・質的異常により、さまざまな出血症状をきたす疾患である。反復する粘膜・皮膚出血を主症状とするが、症状の程度は病型によって異なる。VWD女性はしばしば過多月経や分娩後出血を発症し、産婦人科的治療あるいは止血治療を必要とする。VWDの止血治療には、酢酸デスモプレシン、VWF含有濃縮製剤、および補助療法として抗線溶剤や局所止血剤が使用される。VWDは意外に頻度が高い疾患であり、過多月経のみが出血症状である場合も少なくない。過多月経の症例の中にはVWDが見逃されている症例もあると考えられるため、積極的にVWDを疑って検査することが重要である。(著者抄録) |
文献番号 | 2022152320 |