教員業績データベース |
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論文種別 | 総説 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
表題 | 【CAR-T細胞療法の現在と将来展望】合併症マネジメント CAR-T細胞治療後の低ガンマグロブリン血症 |
掲載誌名 | 正式名:医学のあゆみ ISSNコード:00392359 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | 医歯薬出版(株) |
巻・号・頁 | 277(10),940-942頁 |
著者・共著者 | 吉原 哲 |
発行年月 | 2021/06 |
概要 | CD19キメラ抗原受容体(CAR)-T細胞治療後には、on-target/off-tumor効果によりCD19陽性のB細胞および形質細胞が減少し、結果として低ガンマグロブリン血症をきたす。血清IgGはCAR-T細胞治療後早期より減少し、長期間(症例によっては1年以上)持続する。ただし、病原体の抗原特異的抗体の減少は顕著ではないという報告もあり、これはメモリー形質細胞がCD19陰性であることによると考えられる。予防的免疫グロブリン補充療法については、CAR-T細胞治療後3ヵ月以内は、IgG≦400mg/dL、あるいはIgGが400~600mg/dLであって重症感染症を合併しているか、感染症を繰り返している場合に考慮される。(著者抄録) |
文献番号 | 2021218995 |