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論文種別 | 症例報告 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 多発血管炎性肉芽腫症の経過中にノカルジア肺炎を呈した一例 培養検査と菌種同定の重要性. |
掲載誌名 | 正式名:臨床リウマチ ISSNコード:09148760 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (一社)日本臨床リウマチ学会 |
巻・号・頁 | 33(2),113-120頁 |
著者・共著者 | 中野 真依, 東 直人, 谷 名, 壺井 和幸, 吉川 卓宏, 松井 聖, 矢口 貴志, 竹末 芳生, 中嶋 一彦, 和田 恭直, 佐野 統. |
発行年月 | 2021/06 |
概要 | 68歳、男性。多発血管炎性肉芽腫症(GPA)の治療中急性肺炎を発症。抗菌加療が奏功せずGPA増悪も疑われたが、気管支肺胞洗浄液(BALF)よりNocardia属菌が検出されノカルジア肺炎と診断。抗菌薬加療で速やかに改善した。起炎菌はNocardia farcinicaと同定された。ノカルジア肺炎は免疫抑制患者では致死的になりうる。診断に難渋することが多いが、BALFの培養検査が有用である。また、菌種により病状や薬剤感受性が異なるため菌種同定も重要と考える。(著者抄録) |
DOI | 10.14961/cra.33.113 |
文献番号 | 2021275740 |