教員業績データベース |
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論文種別 | 総説 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
招待の有無 | 招待あり |
表題 | 【Helicobacter pylori除菌療法Update】小児に対するHelicobacter pylori除菌療法 |
掲載誌名 | 正式名:Helicobacter Research ISSNコード:13424319 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (株)先端医学社 |
巻・号・頁 | 25(2),184-188頁 |
著者・共著者 | 奥田 真珠美, 宇都宮 剛, 佐浦 龍太郎, 藤野 哲朗 |
発行年月 | 2021/11 |
概要 | Helicobacter pylori除菌薬の添付文書には「小児等に対する安全性は確立していない(使用経験がない)」と記載されている。しかし、1997~2020年に公表の論文では小児1,622名に対する除菌治療が報告されていた。一次除菌は(1)プロトンポンプ阻害薬(PPI)、アモキシシリン(AMPC)、クラリスロマイシン(CAM)療法(PAC)(2)PPI、AMPC、メトロニダゾール(MNZ)療法(PAM)(3)ボノプラザン(VPZ)、AMPC、CAM療法(VAC)、二次除菌はPAMとVPZ、AMPC、MNZ療法(VAM)であった。2017年以降に報告の中学生除菌に限ると一次除菌率はPAC51%、PAM93.9%、VAC84.2%でいずれも重篤な副作用はなかった。小児の除菌治療は安全におこなわれるが、最適な除菌治療法について更なる議論が必要である。(著者抄録) |
文献番号 | 2022034293 |