教員業績データベース |
|
論文種別 | 症例報告 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 多数回手術を要したnon-benign meningiomaの1例 |
掲載誌名 | 正式名:中部日本整形外科災害外科学会雑誌 ISSNコード:00089443 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (一社)中部日本整形外科災害外科学会 |
巻・号・頁 | 64(3),383-4頁 |
著者・共著者 | 楠川 智之, 圓尾 圭史, 有住 文博, 楠山 一樹, 木島 和也, 橘 俊哉 |
発行年月 | 2021/05 |
概要 | 72歳男性。20年前から再発を繰り返すTh1/2の髄膜腫に対して3回の手術加療を施行し、腫瘍はatypical meningiomaと診断されていた。今回、誘因なく背部の激痛、手指巧緻運動障害、歩行障害が出現し、MRIでC6、Th1-2、T3レベルに腫瘍性病変が認められた。髄膜腫の播種と再発と判断し、責任病変は頸椎領域と考えられた。そこで、C6の腫瘍摘出術と頸椎後方固定術が施行されたが、術後30日で両下肢脱力が出現したため、Th1-2レベルの腫瘍摘出と後方固定の延長を追加し、術後はRadiation Therapyを行った。その結果、再手術後は症状が改善し、術後2年経過現在、腫瘍の再発は認められていない。 |
文献番号 | 2021316749 |