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論文種別 | 症例報告 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 頸椎後縦靱帯骨化症の急性増悪を思わせた硬膜外浸潤性病変の1例 |
掲載誌名 | 正式名:中部日本整形外科災害外科学会雑誌 ISSNコード:00089443 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (一社)中部日本整形外科災害外科学会 |
巻・号・頁 | 64(3),377-8頁 |
著者・共著者 | 山浦 鉄人, 楠山 一樹, 圓尾 圭史, 有住 文博, 木島 和也, 橘 俊哉 |
発行年月 | 2021/05 |
概要 | 60歳代、男性。悪性胸膜中皮腫に対する手術・補助化学療法施行後に後頸部痛、背部痛、歩行障害が出現し、近医より当院へ紹介となった。単純CT画像でC4-7に及ぶ分節型の頸椎後縦靱帯骨化症(OPLL)がみられ、MRIではC3/4、C4/5、C5/6、C6/7に脊髄の圧迫が認められた。OPLLによる脊髄症の急性増悪を考え、ミエログラフィーを行ったところ、非典型的な全周性の脊髄の狭窄を呈しており、Gd造影MRIにて悪性胸膜中皮腫の硬膜外浸潤性病変が確認された。以後、抗癌化学療法を行った結果、開始2ヵ月で症状は改善し、開始後半年経過で脊柱管内の腫瘍も縮小が認められた。 |
文献番号 | 2021316746 |