教員業績データベース |
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論文種別 | 総説 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
招待の有無 | 招待あり |
表題 | 【エキスパートから学ぶ最新の耳管診療】耳管開放症とめまい |
掲載誌名 | 正式名:ENTONI ISSNコード:13462067 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (株)全日本病院出版会 |
巻・号・頁 | (263),109-116頁 |
著者・共著者 | 大田 重人 |
発行年月 | 2021/10 |
概要 | 当科で耳管開放症と診断した181例に問診票による調査を施行したところ、耳管開放症におけるめまいの有病率は44%(79/181例)で、めまい症状の特徴は、時々生じる非回転性の浮動感や立ちくらみが多かった。めまいを伴う耳管開放症確実例43例においてSchellong testで53%(23/43例)に陽性所見を認め、起立性調節障害/自律神経障害の関与が考えられた。耳管開放症にめまいを伴った場合には、自律神経障害に対する睡眠や起床などの生活リズムの改善、ストレス回避といった生活指導をベースとして症例ごとに薬物治療の適応を考慮していく必要がある。めまいを伴う耳管開放症2症例を提示し、若干の文献を引用し考察した。(著者抄録) |
文献番号 | 2022014779 |