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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 甲状腺乳頭癌における外側区域リンパ節転移と遠隔転移の関連についての検討 |
掲載誌名 | 正式名:頭頸部外科 ISSNコード:1349581X |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (NPO)日本頭頸部外科学会 |
巻・号・頁 | 30(3),303-308頁 |
著者・共著者 | 中村 匡孝, 門田 伸也, 岸野 毅日人, 青井 二郎, 秋定 直樹, 林 祐志, 高橋 紗央里 |
発行年月 | 2021/02 |
概要 | 目的:甲状腺乳頭癌に関して,N1a,N1b症例における遠隔転移について検討し,外側区域リンパ節転移の遠隔転移に対するリスク要因としての意義を明確にする。対象:当科で手術加療を行った甲状腺乳頭癌427例の内,リンパ節転移を伴った218例。結果:レベルVb,VIIに転移を認める場合,遠隔転移率が高かった。各リスク因子の内,年齢55歳以上,腫瘍径4cm以上,レベルVb+VIIへの転移で多変量解析の結果,有意に遠隔転移率が高かった。N1b群の88.9%にリンパ節節外浸潤を伴った。結論:N1b特にレベルVb,VIIへの転移を有する場合には,頸部郭清術に加えて後治療を念頭に置いた甲状腺全摘術を第一選択とすべきであると考えられた。(著者抄録) |
DOI | 10.5106/jjshns.30.303 |
文献番号 | 2021211251 |