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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 内反膝に対する高位脛骨粗面下骨切り術(OWDTO)の回旋アライメントについての検討 3D-CTによる術前後の比較 |
掲載誌名 | 正式名:臨床バイオメカニクス ISSNコード:18845274 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | 日本臨床バイオメカニクス学会 |
巻・号・頁 | 41,139-42頁 |
著者・共著者 | 神原 俊一郎, 中山 寛, 井石 智也, 吉矢 晋一, 秋山 武徳 |
発行年月 | 2020/10 |
概要 | 【目的】内反膝に対する高位脛骨骨切り術において膝蓋大腿関節症を予防するために当科では脛骨粗面の遠位に切り下げる高位脛骨粗面下骨切り術(OWDTO)を行っている。本研究でこのOWDTO術後の回旋アライメントの変化を3D-CTを用いて検討した。【方法】35膝を対象とした。回旋アライメントの測定は解析ソフトZiocubeを用い、術前後の脛骨の骨座標を一致させて行った。骨切りはAkiyamaらの方法に準じて3面カットにて行った。統計学的評価は術前後比較にはWilcoxonの符号順位検定を用いた。Open-wedge幅やヒンジ骨折の有無についても検討を行った。【結果】術後の平均脛骨回旋角度は平均3.1°の有意な遠位骨片の内旋を認めた。脛骨平均open wedge幅は8.2mm、ヒンジ骨折はtype1を7膝、type2を2膝に認めた。これらwedge幅やヒンジ骨折の有無と回旋変化との間に相関は無かった。【考察】内反膝に対するOWDTOにおいて、術後に有意な内旋変化を認めた。今後、この回旋アライメント変化の影響や要因を検討する必要があると考える。(著者抄録) |
文献番号 | UA07150023<Pre 医中誌> |