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論文種別 | 症例報告 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 骨粗鬆症性脆弱骨折による椎体ドミノ骨折に手術を行った3例 |
掲載誌名 | 正式名:中部日本整形外科災害外科学会雑誌 ISSNコード:00089443 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (一社)中部日本整形外科災害外科学会 |
巻・号・頁 | 63(4),543-4頁 |
著者・共著者 | 藤原 優香, 圓尾 圭史, 有住 文博, 楠山 一樹, 木島 和也, 橘 俊哉 |
発行年月 | 2020/07 |
概要 | 短期間に多発椎体骨折を生じた椎体ドミノ骨折に対して手術を行った3症例を報告した。症例1(86歳男)、症例2(74歳男)、症例3(67歳女)はいずれも骨粗鬆症を基盤とした脆弱性骨折で、装具を装着して保存加療を行ったが、数ヵ月以内に3椎体以上の連続椎体骨折を生じ、複数椎体の癒合不全による高度のADL障害を認めた。ドミノ骨折のメカニズムとして椎体骨折を生じると重心線が前方へ移動し、さらに椎体ドミノ骨折を生じると隣接椎体に力学的負荷が生じてドミノ骨折を生じやすくなり、矢状面アライメントが悪化してADLも悪化することから、椎体形成と棘突起プレートやスクリュー固定を併用して脊椎アライメントと維持を試みた結果、3例とも術後は比較的良好に経過し、疼痛は軽快して歩行可能となった。 |
DOI | 10.11359/chubu.2020.543 |
文献番号 | 2021032529 |