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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 骨粗鬆症性椎体骨折に対して椎体形成と後方固定に棘突起プレートを併用した治療成績 |
掲載誌名 | 正式名:中部日本整形外科災害外科学会雑誌 ISSNコード:00089443 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (一社)中部日本整形外科災害外科学会 |
巻・号・頁 | 63(4),551-2頁 |
著者・共著者 | 有住 文博, 圓尾 圭史, 楠山 一樹, 木島 和也, 橘 俊哉 |
発行年月 | 2020/07 |
概要 | リン酸カルシウム骨ペーストによる椎体形成と椎弓根スクリュー(PS)による後方固定を行った骨粗鬆症性椎体骨折21例を対象として、棘突起プレートを併用した手術と椎弓フックを併用した手術の治療成績を比較検討した。棘突起プレート併用群8例(S群)と椎弓フック併用群13例(H群)の固定椎体数、局所後彎角の変化、矯正損失角、再手術の有無、術後1年時のPSの緩み、新規椎体骨折、手術時間、出血量を比較した結果、S群はH群よりも術後1年時の局所後彎角が有意に小さく、矯正損失角が小さい傾向にあったが、その他の項目に有意差は認めず、再手術例はH群の3例のみであった。棘突起プレートは伸展屈曲に対してPSと同程度の抑制効果があるとされ、棘突起の骨質が比較的保たれている骨粗鬆症患者に対し、後方固定術の補強を目的とした棘突起プレートの使用は有用と考えられた。 |
DOI | 10.11359/chubu.2020.551 |
文献番号 | 2021032533 |