教員業績データベース |
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論文種別 | 総説 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
招待の有無 | 招待あり |
表題 | 【回復期で知っておきたい!ここが分かれ道!!症状から引く検査値と画像】回復期リハビリテーション病棟における食欲不振 |
掲載誌名 | 正式名:MEDICAL REHABILITATION ISSNコード:13460773 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (株)全日本病院出版会 |
巻・号・頁 | (250),45-49頁 |
著者・共著者 | 勝谷 将史, 賀来 智志, 道免 和久 |
発行年月 | 2020/07 |
概要 | 食欲不振の原因は中枢神経や自律神経、消化管や身体状況、認知面や抑うつ、心理社会的背景や個人的背景などが関与し、様々な要因によって生じる。また加齢による影響でも視床下部に存在する食欲中枢にかかわるホルモンの動態にも異常が生じ食欲不振につながる。回復期で食欲不振を認める原因には原疾患の状況や合併症による身体状況、嚥下障害や歯科的な問題、抑うつ状態や認知症が代表的な原因となる。抑うつ状態では特に脳卒中後うつ病が問題となり、薬物治療を基本とするが、治療反応性が悪く、希死念慮が強い場合は転院加療が必要と考える。認知症では周辺症状の状況が影響し、抑うつ症状の増悪、他者に危害を加える可能性が高い妄想、自分自身や他者を危険にさらす原因となる攻撃性を認める状態になると転院加療を必要とする。(著者抄録) |
文献番号 | 2020327512 |