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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 健常人における舌前方の感覚機能 年代間の比較検討 |
掲載誌名 | 正式名:口腔・咽頭科 ISSNコード:09175105 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | 日本口腔・咽頭科学会 |
巻・号・頁 | 33(2),89-96頁 |
著者・共著者 | 任 智美, 梅本 匡則, 西井 智子, 前田 英美, 阪上 雅史 |
発行年月 | 2020/06 |
概要 | 味覚の年齢変動の報告も多く存在するが、変化し始める年齢や味質、様相など見解は一様ではない。また舌の一般体性感覚の検査法は未だ確立はされておらず、年齢変動の報告もほとんどない。今回、舌前の味覚、及び一般体性感覚を測定し、年代間の閾値の差異について検討したので報告する。後向きに検査値が確認できた1,200人を対象とした。電気味覚検査は1,200例、濾紙ディスク法は885例、二点識別閾検査は166例、電気痛覚検査は107例が施行されていた。味覚閾値は加齢に伴って上昇し、50歳代から有意な差を認め、甘味は保たれる傾向にあった。女性の方が閾値は低い傾向にあった。舌の一般体性感覚閾値は小児期~若年期においても加齢に伴って直線的に上昇する傾向がみられた。(著者抄録) |
文献番号 | U626410006<Pre 医中誌> |