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論文種別 | 症例報告 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
表題 | 遠位胆管原発神経内分泌腫瘍の1例 |
掲載誌名 | 正式名:胆道 ISSNコード:09140077 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | 日本胆道学会 |
巻・号・頁 | 33(5),878-83頁 |
著者・共著者 | 鈴村 和大, 飯田 健二郎, 岩間 英明, 河端 悠介, 末岡 英明, 中正 恵二, 波多野 悦朗 |
発行年月 | 2019/12 |
概要 | 症例は63歳の男性で、近医での超音波検査にて膵頭部腫瘍を指摘され、精査加療目的に当院紹介となった。CTでは膵頭部に早期相で造影効果を受ける腫瘍を認め、ERCPでは遠位胆管内腔に突出する表面平滑な腫瘍を認めた。以上より、胆管内に突出する膵頭部神経内分泌腫瘍の術前診断にて、幽門輪温存膵頭十二指腸切除術を施行した。病理組織学的検査では胆管上皮下に異型細胞がリボン状、索状、小胞巣状に増生する像を認め、Chromogranin Aの発現を認めた。以上の所見より遠位胆管原発の神経内分泌腫瘍と診断した。術後経過は良好であり、術後約8年の現在、無再発生存中である。今回われわれは、まれな疾患である肝外胆管原発の神経内分泌腫瘍の1例を経験したので、若干の文献的考察を加え報告する。(著者抄録) |
DOI | 10.11210/tando.33.878 |
文献番号 | U109340009<Pre 医中誌> |