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論文種別 | 症例報告 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | BKP施行椎体に再骨折を生じた2例 |
掲載誌名 | 正式名:中部日本整形外科災害外科学会雑誌 ISSNコード:00089443 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (一社)中部日本整形外科災害外科学会 |
巻・号・頁 | 62(5),921-2頁 |
著者・共著者 | 大石 隼人, 有住 文博, 橘 俊哉, 圓尾 圭史, 楠山 一樹, 吉矢 晋一 |
発行年月 | 2019/09 |
概要 | 症例1は75歳男性で、1ヵ月前からの誘因のない腰背部痛を主訴とした。CTでTh8椎体高の低下と椎体内にcleftを認め、同椎体にBalloon kyphoplasty(BKP)を施行した。術後に疼痛が改善したが、術後2ヵ月に両下肢麻痺が出現した。CTでTh8椎体再骨折とTh7椎体下位終板骨折を認め、Th8椎体後壁が脊柱管内に突出していた。T5-10後方固定とT7、T8椎弓切除を施行したが、術後4日に急性心不全を併発し、術後23日に死亡した。症例2は84歳女性で、誘因のない腰痛を主訴とした。L1圧迫骨折の診断で硬性コルセットを用いた保存的治療を行ったが、症状が悪化した。CTでL1椎体にcleftを伴う圧迫骨折を認め、同椎体にBKPを施行した。術後に疼痛が軽減したが、術後1週に再燃した。術後4ヵ月に両下肢痺れと両側TA以下でMMT3レベルの筋力低下が出現した。CTでL1椎体の圧潰と後壁の脊柱管内への突出を認めた。 |
DOI | 10.11359/chubu.2019.921 |
文献番号 | TB21010062<Pre 医中誌> |