教員業績データベース |
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論文種別 | 総説 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
表題 | 【ここがキモ!いまはこうする 肝疾患vs.薬物療法 肝機能評価&薬物性肝障害マネジメントに強くなる】(第8章)肝硬変と肝腫瘍 肝硬変患者の運動・栄養療法(サルコペニアの理解) |
掲載誌名 | 正式名:薬事 ISSNコード:00165980 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (株)じほう |
巻・号・頁 | 62(2),441-447頁 |
総ページ数 | 486 |
著者・共著者 | 西川浩樹, 西口修平. |
発行年月 | 2020/01 |
概要 | <Key Points>・加齢によって筋力や筋肉量が減少した病態を一次性サルコペニア、基礎疾患によって筋力や筋肉量が減少した病態を二次性サルコペニアとよぶ。・2016年に日本肝臓学会から、肝疾患に特化したサルコペニア判定基準が策定された。・肝疾患患者においてサルコペニアは予後不良因子である。・肝硬変患者ではBCAAが不足している。BCAAとは、バリン、ロイシン、イソロイシンの3つのアミノ酸の総称であるが、なかでもロイシンの濃度が低下した状態では骨格筋における蛋白同化能が不良となる。・BCAA製剤、カルニチン製剤、就寝前エネルギー投与(late evening snack)などの栄養療法が肝硬変患者のサルコペニアを改善させる可能性がある。また、代償期肝硬変患者への運動療法は有用だが、非代償期肝硬変患者には注意を要する。(著者抄録) |
文献番号 | 2020138258 |