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論文種別 | 総説 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
表題 | 【C型肝炎治療アップデート-抗ウイルス薬を使いこなす-】C型肝硬変の治療 |
掲載誌名 | 正式名:消化器の臨床 ISSNコード:13443070 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (株)ヴァンメディカル |
巻・号・頁 | 21(2),119-124頁 |
著者・共著者 | 石井昭生, 西口修平. |
発行年月 | 2018/05 |
概要 | C型慢性肝疾患における肝線維化の評価は臨床上重要であり、肝生検による組織学的検査のみならず、線維化マーカーやFibroScanなどが臨床上汎用されている。なかでも、年齢、AST、ALT、血小板の4つのパラメーターから算出できるFIB-4 indexは、一般臨床において有用性が高い。C型肝硬変に対する抗ウイルス治療は、PEG-IFN治療とリバビリン併用療法から直接作用型抗ウイルス薬(direct-acting antivirals:DAA)による治療が主流となった。DAA治療は副作用が少なく、ほとんどの症例でSVR(sustained virological response)が期待できる。しかし、治療が不成功に終わった場合に生じる耐性ウイルスの問題やわが国では非代償性肝硬変は保険適用外であることなど、解決すべき問題が残されている。また、肝硬変ではSVRを達成しても肝発癌や門脈圧亢進症状、サルコペニアなどに留意すべきである。(著者抄録) |
文献番号 | 2018240009 |