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論文種別 | 症例報告 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 頸部脊髄症に対する頸椎除圧術後に脊柱矢状面バランスが変化した2例 |
掲載誌名 | 正式名:中部日本整形外科災害外科学会雑誌 ISSNコード:00089443 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (一社)中部日本整形外科災害外科学会 |
巻・号・頁 | 62(1),113-4頁 |
著者・共著者 | 橘 俊哉, 圓尾 圭史, 有住 文博, 楠山 一樹, 木島 和也, 吉矢 晋一 |
発行年月 | 2019/01 |
概要 | 症例1:79歳女。頸椎症性脊髄症に対しC3-6頸部脊柱管拡大術を施行した。術前はsagittal vertical axis(SVA) 25.5cm、T1 pelvic angle(TPA) 57°、pelvic incidence(PI) 56°、lumbar lordosis(LL) -9°、pelvic tilt(PT) 42°、sacral slope(SS) 14°、C7 slope 19°、C2-7 angle 12°であったが、術後1年ではSVA 6.4cm、TPA 50°、LL 10°、PT 35°、SS 21°、C7 slope 8°に改善した。症例2:68歳女。頸椎後縦靱帯骨化症による脊髄症に対しC3-6頸部脊柱管拡大術、C7部分椎弓切除術を施行した。胸腰椎アライメントは、SVAは術前10.8cmから術後6ヵ月で8.8cmに軽度改善したが、LL、TPAは変化なく、PTは術前29°から39°へ増加し、SSは術前21°から11°へ減少し、骨盤後傾による代償が増加した。以上より、脊髄症が胸腰椎アライメントへ影響を与えている可能性が示唆された。 |
DOI | 10.11359/chubu.2019.113 |
文献番号 | 2019258630 |