教員業績データベース |
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論文種別 | 症例報告 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 保存的加療で転位を生じた強直性脊椎炎に伴う頸椎椎体骨折の1例 |
掲載誌名 | 正式名:中部日本整形外科災害外科学会雑誌 ISSNコード:00089443 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (一社)中部日本整形外科災害外科学会 |
巻・号・頁 | 62(3),477-8頁 |
著者・共著者 | 楠川 智之, 圓尾 圭史, 橘 俊哉, 有住 文博, 楠山 一樹, 吉矢 晋一 |
発行年月 | 2019/05 |
概要 | 52歳男性。自宅の階段で転倒し受傷して、前医に救急搬送された。C6椎体骨折の診断でフィラデルフィアカラー装着による保存加療が行われ、受傷後3週に退院となった。受傷後4週に骨折部位の転位が認められ、精査目的に紹介された。神経学的異常は認めなかったが、初診時にはなかった左手の痺れが出現した。X線、CTで仙腸関節、脊椎全体に靱帯の骨化像を認め、HLA-B27が陽性であった。強直性脊椎炎を伴うC6椎体骨折(AO分類B3)と診断し、手術を施行した。手術はC2からT3の後方固定術(C2とT1からT3にpedicle screw、C4からC6にlateral mass screw)を行った。術後、左手の痺れが消失し、オルソカラーを1ヵ月間装着した。術後1年に骨癒合が得られた。 |
DOI | 10.11359/chubu.2019.477 |
文献番号 | 2019349367 |