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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 頸胸椎後方固定術の下位固定椎(LIV)の検討 |
掲載誌名 | 正式名:中部日本整形外科災害外科学会雑誌 ISSNコード:00089443 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (一社)中部日本整形外科災害外科学会 |
巻・号・頁 | 62(3),497-8頁 |
著者・共著者 | 橘 俊哉, 圓尾 圭史, 有住 文博, 楠山 一樹, 木島 和也, 吉矢 晋一 |
発行年月 | 2019/05 |
概要 | 多椎間の頸胸椎後方固定術を行い、術後半年以上経過観察できた7例を対象に、疾患、Frankel分類、病変高位、上位固定椎(UIV)、下位固定椎(LIV)及び骨癒合を調査した。また、LIVをT1(T1群)とT2かそれより下位(T2+群)の2群分け、単椎間病変、多椎間病変、主病変高位(C6かそれより上位とC7)、UIV(C2とC3かそれより下位)、破壊性病変(転移性脊椎腫瘍、関節リウマチ)をR version3.3.3を用いてFischerの直接法で比較した。その結果、疾患は外傷2例、転移性脊椎腫瘍2例、第7頸椎すべり症2例、関節リウマチ1例であった。Frankel分類は術前はCが3例、Dが1例、Eが3例で、術後はC、Dの計4例中1ランク以上の改善が2例、不変2例であった。全例で骨癒合が得られた。2群間の比較では破壊性病変に有意差を認め、破壊性病変は全例がT2+群であった。破壊性病変ではLIVがT2以下であり、不安定性の強い症例で胸椎固定椎間が増える傾向があると考えられた。 |
DOI | 10.11359/chubu.2019.497 |
文献番号 | 2019349377 |