教員業績データベース |
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論文種別 | 総説 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
表題 | 高齢RA患者に対するマネージメント RA高齢患者の腎機能と治療の現状と問題点. |
掲載誌名 | 正式名:臨床リウマチ ISSNコード:09148760 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (一社)日本臨床リウマチ学会 |
巻・号・頁 | 31(2),155-61頁 |
著者・共著者 | 松井 聖, 吉川 卓宏, 佐野 統. |
発行年月 | 2019/06 |
概要 | 日本全体でRA患者は治療がよくなってるが、高齢者の腎機能は腎機能低下があり、腎機能を悪化させる薬剤が使いにくい現状がある。日本腎臓病学会の腎機能の悪い時の薬物使用のためにCKDのガイドライン2012では、クレアチニンクリアランス(Ccr/分)が>50と10~50、<10と透析(HD)をしている区分になっている。RA治療薬をみてみると、Ccr/分が10~50、<10とHDの区分で、使用できる薬剤はアダリムマブ、インフリキシマブ、エタネルセプト、トシリズマブ、サラゾスルファピリジンであった。メトトレキサートはCcr>50で専門医に相談となっている。NinJaデータベースからの今年度の日本リウマチ学会の発表では、2012~2014年に登録された関節リウマチ患者のeGFR<30mL/分/1.73m2の群ではeGFR<60~100mL/分/1.73m2の群、eGFR<30~60mL/分/1.73m2の群と比較して、有意な低下を認めなかった。つまり、ステージG4(eGFR<15~29mL/分/1.73m2)、G5(eGFR<15mL/分/1.73m2)CKD合併RA患者は活動性コントロールが困難である可能性が示された。 |
DOI | 10.14961/cra.31.155 |
文献番号 | T806020009<Pre 医中誌> |