教員業績データベース |
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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 輸液ポンプ取り扱いスキルに関する職種間差異についての検討 |
掲載誌名 | 正式名:医療の質・安全学会誌 ISSNコード:18813658 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (一社)医療の質・安全学会 |
巻・号・頁 | 14(2),164-9頁 |
著者・共著者 | 笹沼 直樹, 高橋 敬子, 阪上 雅史, 西 信一, 道免 和久, 鈴木 敬一郎 |
発行年月 | 2019/04 |
概要 | 背景:臨床では輸液ポンプの取り扱いに関するトレーニングを受けていない職種が、患者搬送などで輸液ポンプの移動などを行う状況が頻回に生じている。そこで、多職種を対象に輸液ポンプのアラームを鳴動させない取り扱いおよびアラーム鳴動時の適切な対応を習得するための講習会「輸液ポンプの適切な取り扱いのための講習会」を実施した。本研究の目的は講習会後の各職種の反応を明らかにし今後の医療安全教育への示唆を得ることとする。方法:参加職種は診療放射線技師(n=51)、臨床検査技師(n=41)、理学療法士(PT)(n=20)、作業療法士(OT)(n=9)、言語聴覚士(ST)(n=5)とした。講習会後のアンケートで現状と今後の取り組みについて調査した。結果:全職種において講習会が「役立った」と回答した。今後について診療放射線技師は「現状で良い」と「気泡混入予防」がほぼ半数ずつに分かれた。臨床検査技師は「現状で良い」が多数を占め、PT・OT・STは「気泡混入予防」が有意に多い結果となった。結論:職種間で求められる輸液ポンプトラブルシューティングは異なり、職種に合わせたトレーニングが必要であることが示唆された。(著者抄録) |
文献番号 | T530450005<Pre 医中誌> |