教員業績データベース |
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論文種別 | 総説 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
表題 | 【血栓止血の臨床-研修医のために[第2版]】 凝固・線溶系異常による出血性疾患 後天性von Willebrand症候群の診断と治療 |
掲載誌名 | 正式名:日本血栓止血学会誌 ISSNコード:09157441 |
出版社 | (一社)日本血栓止血学会 |
巻・号・頁 | 29(6),699-702頁 |
著者・共著者 | 日笠 聡 |
発行年月 | 2018/12 |
概要 | <ポイント>・後天性von Willebrand症候群(Acquired von Willebrand syndrome:aVWS)は、様々な基礎疾患や薬剤により、二次的にvon Willebrand因子(VWF)の活性が低下し、出血症状を呈する症候群である。・最近発症した出血症状があり、von Willebrand病(VWD)の家族歴や出血を来す薬剤の投与がなく、VWF:Ag、VWF:RCoが低下している場合、あるいはVWF:Ag、VWF:RCoは正常境界域だがVWF:RCo/VWF:Ag比が0.7以下に低下している場合、aVWSと診断する。・aVWSの止血治療には酢酸デスモプレシン(l-deamino-8-D-arginine vasopressin:DDAVP)や、VWFを直接補充するヒト血漿由来VWF含有血液凝固第VIII因子(FVIII)濃縮製剤(pdVWF/FVIII製剤)、抗線溶剤、ガンマグロブリンなどが使用される。(著者抄録) |
DOI | 10.2491/jjsth.29.699 |
文献番号 | SC27230037<Pre 医中誌> |