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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 集学的治療により長期寛解を得た左鎖骨上窩リンパ節転移を伴う進行性右腎盂癌の1例 |
掲載誌名 | 正式名:泌尿器科紀要 ISSNコード:00181994 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | 泌尿器科紀要刊行会 |
巻・号・頁 | 65(1),13-17頁 |
著者・共著者 | 今井 一登, 井上 貴博, 齊藤 亮一, 後藤 崇之, 澤田 篤郎, 赤松 秀輔, 根来 宏光, 小林 恭, 寺田 直樹, 山崎 俊成, 大久保 和俊, 吉村 耕治, 兼松 明弘, 小川 修 |
発行年月 | 2019/01 |
概要 | 70歳代男。尿潜血陽性を主訴とした。2型糖尿病の定期通院中に尿潜血陽性を指摘され、紹介受診時には左鎖骨上窩深部に可動性を伴う硬結を触知した。尿細胞診はClass Vで、頸胸腹部造影CTでは右腎実質浸潤を伴う右腎盂腫瘍と、大動静脈間リンパ節、左鎖骨上窩リンパ節、傍大静脈領域のリンパ節の腫大を認めた。左鎖骨上窩リンパ節転移を伴う進行性右腎盂癌cT3N2M1(LYM)と診断してMEC療法による全身化学療法を行い、大動静脈間リンパ節は完全奏効、原発巣および左鎖骨上窩リンパ節は部分奏功が得られた。その後、GT療法に変更することで病勢をコントロールし得たため、残存病変を切除した結果、膀胱内再発こそ認めたものの10年以上長期寛解が得られた。 |
文献番号 | 2019142440 |