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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 胸腰椎固定術後にサルベージ手術を要したびまん性特発性骨増殖症患者の検討 |
掲載誌名 | 正式名:中部日本整形外科災害外科学会雑誌 ISSNコード:00089443 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (一社)中部日本整形外科災害外科学会 |
巻・号・頁 | 61(4),711-2頁 |
著者・共著者 | 橘 俊哉, 圓尾 圭史, 有住 文博, 楠山 一樹, 木島 和也, 吉矢 晋一 |
発行年月 | 2018/07 |
概要 | 胸腰椎固定術後にびまん性特発性骨増殖症(DISH)の影響でサルベージ手術を行った連続6例を対象に、後ろ向きに検討した。検討項目は偽関節等の障害部位、Frankel分類、DISHが影響したタイミング、手術回数、サルベージ手術、最終固定椎間、骨癒合(画像上5°以内)であった。その結果、平均年齢は83.3歳で、初回手術の診断は骨粗鬆性椎体骨折3例、化膿性脊椎炎1例、椎間板ヘルニア2例であった。全例で胸椎がDISHにより強直していた。初期病変の高位はT11/12-L3/4で、全例が下位胸椎から中位腰椎であった。最終手術からの経過観察期間は平均24.3ヵ月であった。障害(偽関節)高位は初期病変3例、UIV2例、初回手術の隣接椎間障害1例であった。Frankel分類はB1例、C2例、D1例、E2例で、最終観察時はC1例を除く3例がEへ改善していた。DISHを伴う患者に胸腰椎固定術を行う際は、固定椎間や隣接椎間が強直椎間に影響されるか注意が必要と考えられた。 |
DOI | 10.11359/chubu.2018.711 |
文献番号 | 2019078766 |