教員業績データベース |
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論文種別 | 症例報告 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 関節リウマチに伴う両側高度外反膝に対して二期的両側CCK型TKAを施行した1例 |
掲載誌名 | 正式名:中部日本整形外科災害外科学会雑誌 ISSNコード:00089443 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (一社)中部日本整形外科災害外科学会 |
巻・号・頁 | 61(5),1013-4頁 |
著者・共著者 | 塩田 晃子, 諸岡 孝俊, 福西 成男, 神頭 誠, 吉矢 晋一 |
発行年月 | 2018/09 |
概要 | 53歳女性。両側膝関節痛を主訴とした。関節リウマチのためステロイドと抗リウマチ薬を使用中であった。膝関節の可動域は両側とも伸展+20°、屈曲155°であった。X線で立位FTAが右157°、左156°と高度の外反変形を認め、麻酔下では内外、前後方に不安定性を認めた。Krackow分類type2の外反膝と診断し、疼痛の強い左膝に対しTKAを施行した。内反ストレスにより中間位まで整復が可能であったため、内側傍膝蓋進入で手術を行った。屈曲のgapの開きを認め、半拘束型人工関節Nexgen LCCKを設置した。術後、左膝FTAは176°に改善し、膝蓋骨外側偏位や血行障害を認めず、創傷治癒も良好であった。術後5ヵ月に反対側の右膝に対し同様の手術を施行した。術後1年の現在、屋内外共に車椅子自走での移動であるが、自宅内では杖歩行が可能なレベルまで回復している。可動域は両膝とも伸展0°、屈曲120°に改善している。 |
文献番号 | 2019125960 |