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論文種別 | 症例報告 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 筋肉内転移をきたした乳腺悪性葉状腫瘍の1例 |
掲載誌名 | 正式名:中部日本整形外科災害外科学会雑誌 ISSNコード:00089443 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (一社)中部日本整形外科災害外科学会 |
巻・号・頁 | 61(5),1027-8頁 |
著者・共著者 | 熊西 俊介, 麩谷 博之, 神頭 誠, 南川 剛, 吉矢 晋一 |
発行年月 | 2018/09 |
概要 | 78歳女性。1年前に乳腺悪性葉状腫瘍に対し乳房全摘出術を受けたが、術後1年に両側肺に転移した。その後、両側肺部分切除術を受けたが、術後3日に右前腕近位橈側に皮下出血を伴う小腫瘤が出現し、手指の運動障害をきたした。MRIで前腕背側コンパートメント内にT1強調像で低信号と高信号の混在、造影で辺縁のみ造影効果のある領域を認めた。血腫による前腕コンパートメント症候群を疑い、切開生検術を施行した。創部直下より筋層内に続く血腫様の腫瘤を認め、総指伸筋が壊死していた。摘出標本の病理診断は乳腺悪性葉状腫瘍および筋肉内転移であった。術後に腫瘍は増大し続け、術後2週の造影CTとMRIで後方コンパートメントを超えて前内側へと浸潤する腫瘍を認めた。術後4週に両側肺転移巣の再発が増悪し、死亡した。 |
文献番号 | 2019125967 |