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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 内反変形膝に対するDouble Level Osteotomyの術後回旋アライメントの変化 3次元CTを用いた解析 |
掲載誌名 | 正式名:臨床バイオメカニクス ISSNコード:18845274 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | 日本臨床バイオメカニクス学会 |
巻・号・頁 | 39,107-10頁 |
著者・共著者 | 神原 俊一郎, 中山 寛, 小橋 昌司, 吉矢 晋一 |
発行年月 | 2018/10 |
概要 | 【目的】大腿骨と脛骨両方に原因があり、変形が大きい内反変形膝に対し我々はbi-plane cutの骨切りを大腿骨と脛骨両方に行うdouble level osteotomy(以下、DLO)を行っている。本研究の目的はこのDLO術後の回旋アライメントの変化を3DCTを用いて検討することであった。【方法】26膝を対象とした。回旋アライメントの測定は解析ソフトZiocubeを用い、術前後の大腿骨・脛骨各々の骨座標を一致させて行った。骨切りはともにbi-plane cut、大腿骨はclosing wedge、脛骨はopening wedgeで行い、人工骨はβ-TCPを使用した。統計学的評価はWilcoxonの符号順位検定を用い、危険率が5%未満のものを有意差ありとした。【結果】平均大腿骨遠位回旋角度は術後に内旋2.8°増加と有意な変化を認めた。平均脛骨遠位回旋角度は術後に内旋0.6°増加したが術前後で有意な差は認めなかった。【考察】内反変形膝に対するDLOでは術後、大腿骨で軽度ではあるが遠位骨片の内旋を認めた。この回旋アライメント変化の影響や要因を今後の研究で検討する必要がある。(著者抄録) |
文献番号 | SA11070017<Pre 医中誌> |