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論文種別 | 総説 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
招待の有無 | 招待あり |
表題 | 【リハビリテーション医学・医療のすべて】 神経系リハビリテーションの新しい流れ 上肢機能障害に対するロボットリハビリテーション |
掲載誌名 | 正式名:医学のあゆみ ISSNコード:00392359 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | 医歯薬出版(株) |
巻・号・頁 | 264(13),1134-1140頁 |
著者・共著者 | 道免 和久 |
発行年月 | 2018/03 |
概要 | 脳卒中や脳外傷などの中枢神経損傷による機能障害に対するリハビリテーションでキーとなるコンセプトは運動学習である。脳科学の発展は運動学習のさまざまな側面を明らかにしており、とりわけ運動学習の前提として注目されている脳の可塑性を引き出すニューロリハビリテーション治療の開発は、リハビリテーション医療全体のなかでも大きな潮流となっている。ニューロリハビリテーション治療の中心的な方法論であるCI療法(constraint-induced movement therapy)はあらゆるリハビリテーション治療のなかでももっともエビデンスが確立した治療法であり、運動学習の本質が豊富に含まれている。最近は、CI療法の効果をさらに増強するような方法や、通常のCI療法の適応外であった重度の症例に対しても適応を拡大するような治療法の報告が増えている。リハビリテーション治療を支援するロボット(以下、リハビリテーションロボット)はそのなかでもっとも有力な方法のひとつである。本稿では、運動学習とCI療法を概説しながらロボットリハビリテーションの位置づけを解説し、主要機器について紹介する。(著者抄録) |
文献番号 | 2018161307 |