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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 修正CI療法(Constraint-induced movement therapy)を行った小児脳梗塞の1症例 |
掲載誌名 | 正式名:リハビリテーション科診療近畿地方会誌 ISSNコード:13473956 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | 日本リハビリテーション医学会-近畿地方会 |
巻・号・頁 | (17),21-25頁 |
著者・共著者 | 宮部 由利, 丸本 浩平, 長谷川 恭子, 山崎 亜希, 金田 好弘, 山下 泰治, 児玉 典彦, 天野 暁, 梅地 篤史, 橋本 幸久, 打田 明, 道免 和久 |
発行年月 | 2017/12 |
概要 | 症例は8歳女児で、6歳時に左中大脳動脈領域の特発性脳梗塞を発症し、開頭減圧術を施行された。急性期病院でのリハビリテーション(リハ)後、回復期リハ病院で3ヵ月のリハを行い、退院後は外来リハを行っていた。両親がCI療法(Constraint-induced movement therapy)を希望し、当院を受診した。本症例は重度の麻痺であること、8歳という年齢を考えると1日5時間の訓練は集中力が続かないと判断し、1日3時間×17日間(週3日)の修正CI療法を外来で行った。上肢機能については、Fugl-Meyer Assessment(FMA)、Action Research Arm Test(ARAT)、Box and Block Test(BBT)のいずれも修正CI療法前と比べて、訓練終了後に改善を認めた。麻痺側上肢の使用状況は、訓練終了後、わずかではあるがMotor Activity Log(MAL)のAmount of Use(AOU)、Quality of Use(QOU)も上昇した。両親の話では、日常生活で麻痺手を使う場面が見られるようになったとのことであった。 |
文献番号 | 2018245851 |