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論文種別 | 総説 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
表題 | 【R0切除をめざした胆管癌の術前・術中・術後における診断・治療の工夫】 超音波造影剤を用いた術中胆道造影(IOC-CEUS)の有用性 |
掲載誌名 | 正式名:胆と膵 ISSNコード:03889408 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 39(7),627-31頁 |
著者・共著者 | 宇山 直樹, 波多野 悦朗, 藤元 治朗 |
発行年月 | 2018/07 |
概要 | 肝門部領域胆管癌の治癒切除には、切離胆管断端の腫瘍陰性が必要である。術前検査により胆管走行および腫瘍の進展範囲を想定して手術に臨むが、術前シミュレーションが不十分であるケースや術中のオリエンテーションに迷うケースも存在する。最近、超音波ガイド下術中胆管造影(IOC-CEUS)が肝胆手術で応用され、術中の胆管走行確認に有用であるとの報告がある。われわれも、肝門部領域癌症例の胆管切離時に、胆管枝の走行および胆管切離予定線の確認のためにIOC-CEUSを行っている。IOC-CEUSの利点として、術中に簡便に行えること、造影剤による胆管の描出が良好であることがあげられる。さらには、B-modeエコーとの併用で、胆管の詳細な解剖学的把握が容易に行える利点もあり、術中の胆管走行ナビゲーションとして有用なツールと考えられる。本稿では、IOC-CEUSの手技について報告する。(著者抄録) |
文献番号 | S724440008<Pre 医中誌> |