教員業績データベース |
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論文種別 | 総説 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
招待の有無 | 招待あり |
表題 | 【消化器の臨床20年の歩み-消化器疾患治療はどう変わったか】 胃炎とH.pylori感染 |
掲載誌名 | 正式名:消化器の臨床 ISSNコード:13443070 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 20(5),332-335頁 |
著者・共著者 | 福井 広一, 三輪 洋人 |
発行年月 | 2017/10 |
概要 | 2013年、Helicobacter pylori(H.pylori)に対する一次・二次除菌療法がH.pylori感染胃炎に保険適用となり、わが国は全除菌時代に突入したが、クラリスロマイシン耐性菌増加のため除菌率の低下が問題になっている。しかしながら、最近開発されたpotassium-competitive acid blockerはプロトンポンプ阻害薬より強い酸抑制効果を示し、耐性菌に対しても除菌効果を向上させる可能性が示唆されている。他方、超高齢社会を迎えたわが国では、低用量アスピリン(LDA)を含む非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)の使用頻度が高まり、それらの薬剤に起因する胃炎・胃潰瘍の治療・予防が課題になってきた。この点に関しては2009年、日本消化器病学会から発表された消化性潰瘍診療ガイドラインが基準となり対策が講じられている。(著者抄録) |
文献番号 | 2018029876 |