教員業績データベース |
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論文種別 | 総説 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
招待の有無 | 招待あり |
表題 | 【仕事と病気】 仕事(ストレス)と機能性消化管障害 |
掲載誌名 | 正式名:成人病と生活習慣病 ISSNコード:13470418 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 47(8),982-986頁 |
著者・共著者 | 大島 忠之, 三輪 洋人 |
発行年月 | 2017/08 |
概要 | 生体のストレス応答は、生命の維持に不可欠であるが、その応答が過剰になると社会生活を営むうえで大きな障害となり得る。機能性消化管障害は消化器愁訴があり、責任病変が明確でない疾患群である。機能性消化管障害は世界的にRome IV基準によって定義され、その主要な病態として機能性ディスペプシアと過敏性腸症候群がある。ストレスが原因となる病態の一つとして、機能性消化管障害がある。ストレスによって機能性消化管障害が発生すると社会労働生産性が著しく低下する。FDの症状発現のメカニズムとして胃十二指腸の知覚過敏と運動機能異常がある。ストレス下に放出される副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモンによって消化管運動異常や知覚過敏が発現する。FDやIBSの発症に遺伝的素因の関与が指摘されている。(著者抄録) |
文献番号 | 2017399175 |