教員業績データベース |
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論文種別 | 総説 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
招待の有無 | 招待あり |
表題 | 【消化管治療薬 外来での使いどころ】領域別消化管治療薬の使い方 《上部消化管領域》 機能性ディスペプシア治療薬 |
掲載誌名 | 正式名:内科 ISSNコード:00221961 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 121(2),231-235頁 |
著者・共著者 | 富田 寿彦, 中村 久美子, 大島 忠之, 福井 広一, 渡 二郎, 三輪 洋人 |
発行年月 | 2018/02 |
概要 | 機能性ディスペプシア(FD)は,本邦ではこれまで慢性胃炎という保険病名で診断・治療されてきた.2013年に本邦でFDという保険病名として承認され,2014年4月に日本消化器病学会から「機能性消化管疾患診療ガイドライン2014-機能性ディスペプシア(FD)」が発刊された.ディスペプシア症状の原因は,外的刺激やストレスに対する過剰応答がきっかけとなり,最終的に胃運動機能異常や内臓知覚過敏が誘因となって症状を発現するのではないかと考えられている.また,最近の研究ではその症状発現のkey organとして十二指腸が注目され,粘膜の微細炎症や透過性亢進などが新たな病因として研究されている.FD診療ガイドラインでは,初期治療として酸分泌抑制薬,運動改善薬が推奨されているが,FDに保険病名として使用できる薬剤はアコチアミドだけである.(著者抄録) |
文献番号 | 2018125557 |