教員業績データベース |
|
論文種別 | 総説 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
招待の有無 | 招待あり |
表題 | 【消化管機能障害と内視鏡】 [胃・十二指腸] FDの診断と治療 |
掲載誌名 | 正式名:消化器内視鏡 ISSNコード:09153217 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 29(10),1832-1837頁 |
著者・共著者 | 大島 忠之, 三輪 洋人 |
発行年月 | 2017/10 |
概要 | 機能性ディスペプシア(FD)は一般臨床においてよく遭遇する疾患で、上部消化管内視鏡検査や腹部超音波検査などによって器質的疾患を除外することで診断される症候群である。依然として明らかでないことが多い症候群であるが、病態を明らかにすべくバロスタット法や体外式超音波検査による胃の機能検査が試みられている。Helicobacter pylori(H.pylori)感染は、一部のディスペプシア症状発現に関与しており、H.pylori関連ディスペプシアとしてまず除菌治療を行うことが望まれる。H.pyloriが関与しない場合の初期治療としては、説明と保証ならびに食事・生活指導を行うとともに、内服治療として酸分泌抑制薬あるいは消化管運動機能改善薬を用いる。二次治療には、抗不安薬、抗うつ薬、漢方薬を用いるが、治療抵抗性の場合には専門機関へ紹介する。(著者抄録) |
文献番号 | 2018133295 |