教員業績データベース |
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論文種別 | 総説 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
招待の有無 | 招待あり |
表題 | 【GERD診療2018-現状と課題】 GERDの治療 内科治療 |
掲載誌名 | 正式名:臨床消化器内科 ISSNコード:0911601X |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 33(3),295-301頁 |
著者・共著者 | 大島 忠之, 富田 寿彦, 應田 義雄, 福井 広一, 渡 二郎, 三輪 洋人 |
発行年月 | 2018/02 |
概要 | <文献概要>胃食道逆流症(GERD)は,胃食道逆流(GER)により惹起される食道粘膜傷害あるいは胸やけや呑酸といった症状がある疾患で,多くは内科治療が可能である.生活習慣の改善は一定の効果があると考えられているが,さらなるエビデンスの創出が必要である.薬物治療としてはアルギン酸塩,ヒスタミンH2受容体拮抗薬(H2RA),プロトンポンプ阻害薬(PPI),およびカリウムイオン競合型アシッドブロッカー(P-CAB)がおもに使用されている.粘膜傷害治癒および症状の消失を目的としてPPIおよびP-CABが薬物治療の主体をなし,アルギン酸塩などは症状増強時に追加して使用するとよいと思われる.PPI抵抗性GERDにおいてはPPIの増量あるいは,P-CABへの変更により症状消失あるいは粘膜傷害治癒が期待されている. |
文献番号 | 2018170243 |