教員業績データベース |
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論文種別 | 総説 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
招待の有無 | 招待あり |
表題 | 【GERD(胃食道逆流症)-病態と治療】 胃食道逆流症状の発現メカニズム |
掲載誌名 | 正式名:BIO Clinica ISSNコード:09198237 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 33(4),310-314頁 |
著者・共著者 | 大島 忠之, 三輪 洋人 |
発行年月 | 2018/04 |
概要 | 胃食道逆流症では胃内容物が食道に逆流することで胸やけや呑酸が発生する。しかし、胃酸が直接神経終末を刺激して症状が発生するというこれまでの考え方には、いくつかの疑問があった。粘膜傷害程度によって症状強度に違いがなく、必ずしも強い酸のみでなく弱酸でも症状が発現する。また逆流症状の発生には逆流後に一定の時間を要する。さらに食道粘膜下に酸を注入しても逆流症状は発生しない。最近、この症状発現に、上皮から放出されるATPやPGE2といったメディエータの関与が指摘されている。今後はこれらメディエータの制御による治療が期待される。(著者抄録) |
文献番号 | 2018219086 |