教員業績データベース |
|
論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 大気汚染による健康影響-歴史的変遷と現状- |
掲載誌名 | 正式名:日本衛生学雑誌 ISSNコード:00215082 |
巻・号・頁 | 72(3),159-165頁 |
著者・共著者 | 島 正之 |
発行年月 | 2017/09 |
概要 | 「はじめに」大気中には様々な粒径からなる粒子状物質(particulate matter; PM)のほか, 二酸化硫黄(sulfur dioxide; SO2), 二酸化窒素(nitrogen dioxide; NO2), オゾン(ozone; O3)など, 多くの汚染物質が存在している. これらの物質による大気汚染は工業化に伴う化石燃料の使用や自動車交通量の増加に伴って顕在化するため, かつては工業地域や都市部の問題と考えられてきた. しかし, 近年は発展途上国においても経済成長が著しく, 自動車交通量が急増していることから, 世界のほぼ全域に共通する問題となっており, 大陸間の長距離輸送による越境汚染の影響も指摘されている. 人が呼吸によって大気汚染物質を吸入すると, 呼吸器系, 循環器系をはじめ, 様々な健康影響を生じることが知られている. |
DOI | 10.1265/jjh.72.159 |
PMID | 28931794 |