教員業績データベース |
|
論文種別 | 総説 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
表題 | 【後天性凝固異常症の病態と診療】 後天性血友病の臨床 |
掲載誌名 | 正式名:Thrombosis Medicine ISSNコード:21860327 |
巻・号・頁 | 6(2),103-108頁 |
著者・共著者 | 日笠 聡, 徳川 多津子, 澤田 暁宏 |
発行年月 | 2016/06 |
概要 | 後天性血友病Aは凝固第VIII因子に対する自己抗体が出現し、出血症状をきたす疾患である。症状は皮下出血と筋肉内出血の頻度が高く、時に致死的な出血をきたす。凝固検査でPT正常、APTT延長、第VIII因子活性低下、VWF活性正常、第VIII因子インヒビターが陽性の場合、後天性血友病Aと診断する。止血治療は第VIII(IX)因子を経由せずに、主に外因系凝固因子を活性化させて凝固反応を促進するバイパス止血療法が主体である。それに加え、インヒビター除去のための免疫抑制療法を診断後ただちに開始する。免疫抑制療法により大部分は寛解に至るが、一部の症例は出血症状あるいは免疫抑制療法に伴う感染症によって死亡する。(著者抄録) |
文献番号 | 2016287452 |