教員業績データベース |
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論文種別 | 総説 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
表題 | 【ガイドラインに基づいた肝癌診療】 肝癌治療後のサーベイランス・再発予防・再発治療 |
掲載誌名 | 正式名:臨床消化器内科 ISSNコード:0911601X |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 33(6),659-64頁 |
著者・共著者 | 波多野 悦朗, 中村 育夫 |
発行年月 | 2018/05 |
概要 | <文献概要>肝細胞癌は根治的治療が行われても,高率に再発する.初回治療後のサーベイランス・再発予防・再発治療はきわめて重要で,患者の最終的な予後に大きく影響する.肝切除後・穿刺局所療法後には,初発時の超高危険群に対するサーベイランスと同様に腫瘍マーカーと画像検査の併用によるフォローアップが推奨される.再発予防法の確立は急務で,ウイルス肝炎に起因する肝細胞癌において,肝切除後や穿刺局所療法後の抗ウイルス療法は,再発抑制や生存率の向上に寄与する可能性がある.再発に対しては,初回治療時と同じ治療アルゴリズムを適用する.肝移植後の再発に対しては可能であれば再発病巣の切除を考慮する. |
文献番号 | S525070015<Pre 医中誌> |